寅年と申年の相性 とら・さるの干支相性

寅年と申年は相性がいい?伝統的な年支の関係から見ると、「すり合わせが必要」タイプの組み合わせです(六冲 · 三刑のうち二支)。理由と、恋人・家族・仕事仲間としての付き合い方、今日からできる一歩を解説します。

相性の解説を読む

ふたりの十二支の組み合わせ

すり合わせが必要
六冲三刑のうち二支

どちらも相手のために力を尽くすのに、好意がよく突き返されてしまうふたりです。

そう読む理由
とらは寅で木、さるは申で金。寅は春の始まり、申は秋の始まりで、十二支の輪でちょうど向かい合っていて、伝統的に六冲と呼ばれます。ひとつは伸びたい、ひとつは収めたい。さらに金が木を抑える関係(金剋木)で、さるはついとらを直したくなります。寅と申は寅巳申の三刑のうち二支でもあり、寅と申だけで「刑」と呼ぶ本もあります。尽くしたのに、受け取ってもらえないように感じる関係です。
よくある場面
とらが休日をまるごと使ってさるの本棚を組み立てると、さるはひと目見て「棚板、もう少し高くてもよかったね」。逆に、さるが夜遅くまでとらの資料を直してあげても、とらは「もともとそう直すつもりだった」と返しがち。どちらも力は尽くしたのに、心の中では「誰のためにやったと思ってるの」と思っています。
できること
意見を言う前に「ちょっと思ったことがあるんだけど、聞きたい?」とひと言添え、相手がうなずいてから話しましょう。手伝ってもらったら、まずお礼を。提案は翌日に回します。

噛み合うところ

  • 六冲の引き合う力ははっきりしています。ひとりはまっすぐ突き進み、ひとりは回り道が好き。初めて会ったときから言い合いになり、言い合っているうちに打ち解けてしまいます。
  • 性格が正反対だからこそ、学べることがあります。とらはさるから、壁にぶつかったらまず扉を探すことを学び、さるはとらから、引き受けたら最後まで背負うことを学びます。

つまずきやすいところ

  • とらは舵を取りたく、家のお金も大小の計画も自分で決めておきたい。さるは管理されている気がして、口では「わかった」と言いながら、陰では自分の思うようにやります。
  • さるは頭の回転が速く、ひと言ごとに気の利いた返しがあります。言い負かせないとらはドアを閉めて出ていき、問題はテーブルの上にそのまま残ります。

ほかの間柄で見ると

恋人・夫婦
付き合っているうちは技の掛け合いのようで、言い合うほど離れがたくなります。ところが一緒に住み始めると、皿洗いの当番もお金の置き場所も戦場に。いちばんよくもめる三つのことをルールにして、スマホのメモに保存しておきましょう。たとえば皿は誰が洗うか、お金はどう管理するか、お客さんには何時までに帰ってもらうか。ルールどおりにすれば、毎回同じけんかをやり直さずにすみます。
家族・友人
お盆やお正月の集まりで、とらとさるの親戚が同じテーブルに着くといちばんにぎやか。政治から投資まで、議論するほど声が大きくなります。年配の人はひやひやして見ていますが、お開きになるころには、たいてい次に飲みに行く約束をしています。親子なら、とらの親は勢いでさるの子を押さえつけず、子どもに理屈を最後まで言わせましょう。話しているうちに、子どもは自分で引き際を見つけることが多いのです。
同僚・仕事仲間
恋愛より商売のほうがうまくいくふたり。決断して責任を負うのはとら、つてを探して値段を交渉するのはさるです。いちばんもめるのは、さるがまとめた条件を、とらがあとから譲りすぎだと感じて、さるにやり直させるとき。さるはメンツをつぶされたと感じます。譲れる範囲を決めておき、その範囲ならさるの判断で決め、とらはひっくり返さないこと。範囲を超えたときだけ、とらに戻しましょう。

よく見かける説

年配の人がよく口にするのが、「とらとさるは会えば離ればなれ」「とらがさるに会うと苦労する」という中国の言い回しです。ネットでもほぼ一方的に、とらとさるは冲と刑が重なり、結婚はしないほうがいい組み合わせとされています。

わたしたちの読み方冲は本当で、ふたりは物事を逆の角度から見がちです。刑のほうは割り引いて考えましょう。とらとさるが持っているのはその三刑のうちの二支だけで、口げんかが大きくなりやすい、という程度。「苦労する」というほどではありません。「離ればなれ」も今に置き換えれば、べったりしすぎないように、という注意として読めます。ときどき別々に週末を過ごすほうが、かえってけんかは減ります。暮らしを楽にしたいなら、とらはさるのやり方に口を出しすぎず、さるは結果を自分から報告しましょう。

それぞれの十二支の素顔

近しい関係でのとら年の人

とらは自分の考えがはっきりしていて、思い切って突き進むタイプ。何かを決めるときは先頭に立つことが多く、関係の中では惜しみなく尽くし、身内をしっかり守ります。気が急くと、相手に聞く前に全部片づけてしまうことも。たくさん尽くしたあとにいちばん聞きたいのは、「ちゃんと見てたよ」のひと言です。

相手にもたらすもの
勢いと守る力。何かあれば、とらが前に出て真っ先に引き受けます。
相手に求めるもの
尽くしたことに気づき、認めてもらうこと。そして「今回は私が決める」と言える相手です。

近しい関係でのさる年の人

さるは賢くアイデアが豊富で、新しいもの好き。さると一緒だと退屈することはめったになく、難しい問題にもたいてい手を見つけます。選択肢を残しておくのが習慣で、計画は進めながら変えていくことが多いタイプ。本気になればとても頼れますが、いざ決めるという段になると、もう少しほかも見てみたくなります。

相手にもたらすもの
新鮮さと、問題をさっと解く機転。暮らしにいつも新しい楽しみ方が加わります。
相手に求めるもの
すぐに態度を決めるよう迫られない余裕と、新しいことに一緒に挑戦してくれる人。

生まれ年の早見

とら年
1938、1950、1962、1974、1986、1998、2010、2022
さる年
1944、1956、1968、1980、1992、2004、2016、2028

とら年とさる年の人は、ちょうど6歳違い(またはそこに12歳を足した差)です。たとえば1986年生まれのとら年なら、1992年か1980年生まれのさる年です。

ここでは十二支の年を立春(毎年2月3〜5日ごろ)で切り替えます。1月や2月初めに生まれた人は前の年の十二支になることがあるので、無料の命式作成で年支を確認できます。

これらの関係の意味
  • 三刑のうち二支

    寅巳申、丑未戌は、それぞれ一組の三刑です。そのうち二支だけで「刑」と呼ぶ本もありますが、ふたりで持てるのは二つの支だけなので、ここでは「三刑のうち二支」と表示しています。伝統的には、張り合いやすいものの、三つそろった三刑ほど重くはないと読みます。

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