ほかの間柄で見ると
- 恋人・夫婦
- たいていはたつが決めて、いのししがうなずく。けんかはめったにありません。危ないのは、いのししが譲ることが当たり前になってしまうこと。いのししはもめない代わりに、譲り続けるうちに、たつの計画に気持ちが乗らなくなっていきます。たつが覚えておくことはひとつだけ。いのししに譲ってもらったら、その日のうちに「今回は譲ってくれたから、次はあなたの番ね」と言い、次は本当にそうすることです。
- 家族・友人
- いのしし年の子は順位をあまり気にせず、かけっこで五番でもにこにこしています。悔しがるのは、むしろたつ年の親のほう。まず今日は楽しかったかを聞いて、順位を気にするかどうかは子どもに任せましょう。いのしし年の親はめったにプレッシャーをかけませんが、たつ年の子は自分で自分を追い込みがち。試験前に徹夜し、夜中までかけたレポートをまだ書き直そうとします。親のいちばんの役目は、休むように声をかけることです。
- 同僚・仕事仲間
- たつは方針を決めて外を回るのが、いのししは顧客の対応や人づきあいが得意。いのししの人望のおかげで、たつは面倒をずいぶん避けられています。難しいのは、角が立つ話です。値上げ、支払いの催促、昔なじみのお客への断り。いのししはいつも「あとで」と言い、たつは人がよすぎると思います。月末にいのししがそうした件をリストにし、たつが出ていって話をつける。話がついた相手との関係は、またいのししに任せます。