寅年と未年の相性 とら・ひつじの干支相性

寅年と未年は相性がいい?伝統的な年支の関係から見ると、「引き寄せ合う」タイプの組み合わせです(暗合)。理由と、恋人・家族・仕事仲間としての付き合い方、今日からできる一歩を解説します。

相性の解説を読む

ふたりの十二支の組み合わせ

引き寄せ合う
暗合

とらの機嫌を受け止めるのが上手なひつじ。ひつじが疲れたときは、今度はとらが受け止める番です。

そう読む理由
とらは寅で木、ひつじは未で土。表面上は接点がなさそうですが、ふたつの支に隠れた天干は甲と己で、ちょうど合います。伝統的にいう暗合で、ひつじのひと言で、とらはふっと力が抜けるのです。五行では木が土を抑える関係(木剋土)で、とらのほうが強く出やすく、ひつじは気持ちを飲み込みがちです。
よくある場面
とらが仕事帰りにイライラしたまま電話をしてくると、ひつじは言い返しも説教もせず、「まず何か食べよう。話は聞くから」とだけ言います。それだけで、とらの怒りは半分おさまります。でも、ひつじが上司に注意されて落ち込んだ日は、たいていひとりで抱えていて、とらはいつもどおり自分の話をしています。
できること
次にひつじが元気のないときは、とらが手を止めて「今日どうしたの?」と聞きましょう。ひつじが話し終わるまで、口をはさまずに聞きます。

噛み合うところ

  • おしゃれ上手なひつじは、とらのシャツやプレゼン資料の表紙までよく選んでくれます。おかげでとらは外で一段と見栄えがします。
  • とらは人を甘やかすのが好き。ひつじが何気なく口にした陶芸教室や見たい展示に、とらがこっそり申し込んだりチケットを取ったりしてくれて、ひつじは大切にされている喜びを感じます。

つまずきやすいところ

  • ひつじは一日に何度もちょっとしたことをメッセージで送りますが、とらは忙しいと半日後にスタンプひとつ。ひつじはあれこれ考え始めてしまいます。
  • とらは転職すると言ったらすぐに辞表を出します。ひつじは口では応援しても、夜はふたりの貯金のことで眠れず、それでも足を引っぱる人だと思われたくなくて黙っています。

ほかの間柄で見ると

恋人・夫婦
甘さは小さなところに宿るふたりです。とらはひつじのお気に入りの店のプリンを覚えていて、仕事帰りに遠回りしてでも買って帰り、ひつじはとらが残業の夜に明かりをひとつつけて待っています。気をつけたいのは、とらがかっとなると言葉がきつくなるのに、謝るのがワンテンポ遅いこと。「その日のうちに話す」と約束しましょう。とらは怒ったあと、寝る前に「さっきは言い方がきつかった」とひと言伝え、ひつじも気になることがあれば、来月まで持ち越さずにその日のうちに話します。
家族・友人
家族旅行では、行き先を決めるのはとら、食べ物や年配の家族の薬を用意するのはひつじで、分担はとてもスムーズ。ただ、とらの組む予定は詰めこみすぎになりがちで、ひつじはおじいちゃんおばあちゃんが歩けないと言い出しにくいもの。決める前に一度ひつじに見てもらいましょう。ルームメイトとしても気持ちよく暮らせるふたりで、電球の交換や排水管の掃除はとら、リビングとキッチンをきれいに保つのはひつじです。
同僚・仕事仲間
同じチームの中で、とらは締め切りを前倒しする人、ひつじは黙って仕事を仕上げる人。いちばん問題になりやすいのは、とらが何度も締め切りを詰め、ひつじが何も言わずに残業を続けて、ある日突然長い休みを取ってしまうことです。締め切りを決めるときは、先にひつじに作業時間を見積もってもらい、とらはその見積もりにさらに二日足しましょう。そのほうが進み具合はかえって正確になります。

よく見かける説

冲も剋もないから並の相性。そう書く記事もあれば、ひつじをとらが避けるべき相手に入れる記事もあります。中国語の記事でいちばんよく話題になるのは「どちらがどちらを剋すのか」です。

わたしたちの読み方「冲も剋もない」は合っていますが、表面しか見ていません。寅と未に隠れた主な天干は甲と己で、ちょうど合う暗合があり、ふつうの相性表には載っていません。だからこのふたりは、評価よりも付き合いやすいことが多いのです。どちらがどちらを剋すかは勝ち負けの問題ではなく、とらは決めるのに慣れ、ひつじは合わせるのに慣れているということ。家のことのうち少なくともひとつは、ペットを飼うかどうか、旅行の行き先などをひつじに任せ、とらはそのとおりにして口を出さないことにしましょう。

それぞれの十二支の素顔

近しい関係でのとら年の人

とらは自分の考えがはっきりしていて、思い切って突き進むタイプ。何かを決めるときは先頭に立つことが多く、関係の中では惜しみなく尽くし、身内をしっかり守ります。気が急くと、相手に聞く前に全部片づけてしまうことも。たくさん尽くしたあとにいちばん聞きたいのは、「ちゃんと見てたよ」のひと言です。

相手にもたらすもの
勢いと守る力。何かあれば、とらが前に出て真っ先に引き受けます。
相手に求めるもの
尽くしたことに気づき、認めてもらうこと。そして「今回は私が決める」と言える相手です。

近しい関係でのひつじ年の人

ひつじはやさしく情にもろく、昔のことを大切にします。誰に親切にしてもらったかも、一緒に行った場所も覚えています。家族や友人の面倒をよく見て、人と争うことはあまりありません。つらいことは胸にしまいがちで、口に出すころには、もうずいぶん長く抱えてきたあとだったりします。

相手にもたらすもの
ぬくもりと世話好きな心。帰ってこられる場所がある、と人に感じさせてくれます。
相手に求めるもの
言葉にした思いやり。用意されたサプライズより、ひと言の本音のほうが届くことがよくあります。

生まれ年の早見

とら年
1938、1950、1962、1974、1986、1998、2010、2022
ひつじ年
1943、1955、1967、1979、1991、2003、2015、2027

ひつじ年の人は、とら年の人より5歳下か、7歳上です(12歳ずつずらしても同じ組み合わせです)。たとえば1986年生まれのとら年なら、1991年か1979年生まれのひつじ年です。

ここでは十二支の年を立春(毎年2月3〜5日ごろ)で切り替えます。1月や2月初めに生まれた人は前の年の十二支になることがあるので、無料の命式作成で年支を確認できます。

これらの関係の意味
  • 暗合

    ふたつの支に隠れた主な天干がちょうど合うもの。伝統的には、表に出ない通じ合いと読みます。暗合の考え方は流派によって違い、ここでは蔵干の本気同士の合を使っています。

ほかの組み合わせを見る