未年と戌年の相性 ひつじ・いぬの干支相性

未年と戌年は相性がいい?伝統的な年支の関係から見ると、「すり合わせが必要」タイプの組み合わせです(三刑のうち二支 · 破)。理由と、恋人・家族・仕事仲間としての付き合い方、今日からできる一歩を解説します。

相性の解説を読む

ふたりの十二支の組み合わせ

すり合わせが必要
三刑のうち二支破

情で話すひつじと、理屈で話すいぬ。どちらにも言い分があって、物事が途中で止まりがちです。

そう読む理由
ひつじは未、いぬは戌で、五行はどちらも土。未と戌の間には破があり、丑未戌の三刑のうち二支にもあたります。どちらも自分のほうに理があると思い、ひつじは情に、いぬは理屈に立って、どちらも引くべきだとは思いません。三刑は三つの支がそろって初めて成り立ち、ふたりは二つだけなので、譲らないこだわりが出る程度です。破のほうは、物事を止まらせやすくします。
よくある場面
引っ越しの荷造りで、ひつじは昔の手紙や一緒に買ったマグカップを全部持っていきたいのに、いぬは「一年使ってないなら処分」と言います。それぞれに言い分があり、段ボールは半分詰めたままリビングに置かれ、何週間もそのままになることもあります。
できること
今日、箱を三つ用意しましょう。残す、処分する、まだ決めていない。結論が出ないものは三つ目の箱に入れ、日付を書いて封をして、三か月後に一緒に開けます。どちらも先に負けを認めなくていいし、荷物も片づきます。

噛み合うところ

  • ふたりとも昔からの付き合いを大切にし、中学の同級生や前のご近所さんとも今も連絡を取り合っています。お盆やお正月には、家にいつもなじみの顔がそろいます。
  • いぬは筋を通し、ひつじは情を大切にします。親戚や友だちに頼みごとをされたら、まずいぬがどこまでならできるかをはっきり伝え、ひつじが言葉をやわらかく包み直します。

つまずきやすいところ

  • ひつじの「もう私のことどうでもいいの?」を、いぬは責められていると受け取り、「何ができてないっていうの」と返します。小さなことが大げんかになりがちです。
  • 休日の過ごし方もかなり違います。ひつじは朝寝坊しておいしいものを食べ、自分にごほうびをあげたい。いぬは、まず家事とやることリストを片づけるべきだと思っています。

ほかの間柄で見ると

恋人・夫婦
毎日が安定していて、大きな浮き沈みはほとんどありません。いぬは家事の段取りを組んで出費に目を光らせ、ひつじは料理を作って行事をきちんと祝う。ただ、ときめきは少なめです。けんかの種は大きなことではなく、誰がやるか、そのお金を使うべきか。毎月の初めに三十分、家事の当番表と遊びの予算を一緒に決め、決めたら表どおりに進めましょう。
家族・友人
親がいぬ年で子がひつじ年だと、子どもは順番を抜かされても物を取られても黙っています。親が代わりに乗り込む前に、まず「これは私のだよ」と言えるように教えましょう。ひつじ年の親といぬ年の子なら、親戚に親がいいように使われているのを見て、子どもが腹を立てます。かばってくれたことにまずお礼を言い、それから親としての考えを話しましょう。
同僚・仕事仲間
ひつじは取引先や大家さんのように長く付き合う相手とのやりとりに、いぬは契約、棚卸し、手順の管理に向いています。いちばんぶつかりやすいのは分担があいまいなとき。どちらも自分のほうが多くやっていると思い、心の中でそれぞれ貸し借りを数えています。始める前に、仕事ごとの担当と期限を書き出しましょう。一週間以上止まったら、手順はいぬが決め、外への伝え方はひつじが決めます。

よく見かける説

ひつじといぬは「刑」の組み合わせとされることが多く、日本の十二支の表でも「刑・微妙」。どちらも保守的で損得にこだわるので結婚はうまくいかない、付き合わないほうがいい、とまで書かれます。英語の相性記事はむしろ、まじめで気さく、ただ火花が足りないと評します。

わたしたちの読み方刑という説は的外れではありませんが、ふたりがそろえるのは三刑のうち二支だけ。出てくるのは互いに譲らない強さで、付き合わないほうがいいというほどではありません。実はこのふたりには破もあり、こちらはネットでほとんど触れられていません。損得にこだわるというのも、見方を変えれば、どちらも公平さを大事にしているということ。心の中で帳簿をつけるより、毎週日曜に「今週、これをやってくれてありがとう」とひとつずつ伝え合いましょう。見てもらえていると思えば、こだわりは減ります。

それぞれの十二支の素顔

近しい関係でのひつじ年の人

ひつじはやさしく情にもろく、昔のことを大切にします。誰に親切にしてもらったかも、一緒に行った場所も覚えています。家族や友人の面倒をよく見て、人と争うことはあまりありません。つらいことは胸にしまいがちで、口に出すころには、もうずいぶん長く抱えてきたあとだったりします。

相手にもたらすもの
ぬくもりと世話好きな心。帰ってこられる場所がある、と人に感じさせてくれます。
相手に求めるもの
言葉にした思いやり。用意されたサプライズより、ひと言の本音のほうが届くことがよくあります。

近しい関係でのいぬ年の人

いぬは誠実で筋を通し、身内のことはとことん守ります。口にした約束は最後まで守り抜くタイプです。警戒心がやや強く、信頼は時間をかけて少しずつ積み上げていくもの。心配になると何度も聞いたり確かめたりしますが、本当は大切な人をしっかり守りたいだけなのです。

相手にもたらすもの
安心感。いぬがあなたの側に立つと、簡単には揺らぎません。
相手に求めるもの
言ったことを守る約束と、いぬが安心できる風通しのよさ。予定や計画を、自分からひと言伝えてくれればそれで十分です。

生まれ年の早見

ひつじ年
1943、1955、1967、1979、1991、2003、2015、2027
いぬ年
1946、1958、1970、1982、1994、2006、2018、2030

いぬ年の人は、ひつじ年の人より3歳下か、9歳上です(12歳ずつずらしても同じ組み合わせです)。たとえば1991年生まれのひつじ年なら、1994年か1982年生まれのいぬ年です。

ここでは十二支の年を立春(毎年2月3〜5日ごろ)で切り替えます。1月や2月初めに生まれた人は前の年の十二支になることがあるので、無料の命式作成で年支を確認できます。

これらの関係の意味
  • 三刑のうち二支

    寅巳申、丑未戌は、それぞれ一組の三刑です。そのうち二支だけで「刑」と呼ぶ本もありますが、ふたりで持てるのは二つの支だけなので、ここでは「三刑のうち二支」と表示しています。伝統的には、張り合いやすいものの、三つそろった三刑ほど重くはないと読みます。

ほかの組み合わせを見る